音楽環境の疑問点


音楽と猫のいる部屋
                                                     これからの音楽の疑問点


これからの音楽の疑問点

<ケン> 「今の若い人達は可哀想って、これからはたくさんの疑問点があるっておとうさんも、
おかあさんも言ってますよね。

とにかくカラオケとか音楽配信とかで、
一般には盛り上がっているように思われたりするけど、
実はとても衰退していて、危機感が強いって嘆いていますね。」

<ミイ> 「人間は常に進歩していて、同じところに留まることはない訳ですものね。
おかあさん達の時代に比べて、便利な世の中になった反面、
不自由になってしまったことなんかもずいぶんあるらしいですね。」

<ケン>

「人が平和に共存共栄していく為の
取り決めごとなのでしょうが、
楽器の練習が自由に出来ないっていう、
騒音の問題がまずありますよね。」


<ミイ> 「”感動する音楽”のページで紹介した調律師さんの
レポートで、”一番の防音対策はピアノが到着した日に、

親御さんが、菓子折りを持って隣の家に行き、
00時までしか弾きませんからよろしくお願いします。
と挨拶にいくこと。”って書いてありましたよ。」


<ケン> 「そう、子供さんの場合は、
親がそういうちゃんとした人間関係を築けば、かなり回避できる問題ですよね。」

<ミイ> 「それとおかあさんが生徒さんに頼まれて、楽器屋さんに相談して
言われた話なんですけど、

最初から高価な防音室を買おうとしないで、
まずは自分で出来る防音対策をしていくと良い。

例えばゴムマットを床に敷いてみるとか、
壁や天井にに防音材を取り付けてみるとか、
ピアノに吸音材を取り付けるとか、それでいよいよダメなら防音室を考えなさいと。

何故なら防音室は取り付けるのも大変で、
撤去するのも大変で相当にお金が掛かるから。って。」


<ケン> 「我が家のように、家族全員で使うのなら、防音室二部屋は必需品ですけどね。」

<ミイ> 「アタシ達猫は海外に行ったことがないからわからないけど、
欧米は居住空間が広いってことも大きな違いなのでしょうけど、
文化に対しての理解が大きく違うらしいですよね。」


<ケン> 「そうだね。日本は西洋の音楽にたいしては歴史がまだ浅いものね。

それに日本人は、性分的に何事にもキッチリしないと気がすまないでしょ。
それは長所でもあるけど、もしかすると短所になってしまうかもしれないですよ。

適度な”遊び”、”余裕”、”寛大さ”の部分がないと、
文化の成長には疑問点になるかもですよね。」

<ミイ> 「そうよねえ。でも西洋音楽はそうなんだけど、日本の伝統音楽って
素晴らしいものもあるでしょ。そういった文化ももっと受け継がれていいはず。」


<ケン> 「そう、そう。商業主義に走りすぎてすぎてしまうんでしょうかねえ・・・・。
お金にならないものは切り捨てられてしまう。
中にはその時流では人気のない作品でも、残しておくべきものがあるのかも・・・・・。」 


<ミイ> 「そうねえ。それからね、次の問題は、
若い人が実践で修行をする場所ってなくなってきているみたい
だって。


<ケン> 「著作権協会の締めつけが厳しいから、
ライブ店とか生演奏をするお店が立ち行かなくなっているって。」


<ミイ> 「確かに作曲家の権利を守らなくてはいけないことは、
もっともなことなんだけど、

演奏を行うお店に金額的に大変な負担になるから、
お店側にとっては、
演奏者に支払ってその上著作権料を支払うのは大変。

だから生演奏を止めてしまったりするし、
演奏家の立場ってすごく弱くて全く守られないって。」


<ケン> 「昔はそういった制度がなかったから、音楽はここまで発展してこれたけどねって、
言ってますよ。」

<ミイ> 「あるライブ店のオーナーは”著作権協会の取立ては、
税務署より厳しいよ”って嘆いているそうですよ。」


<ケン> 「その上に、路上駐車の取り締まりを民間業者がやることになったから、

これも大きな楽器を持ち運びする演奏者が、小さなお店に出演するときに、
誰が高い駐車場料金を支払うか、お店側が楽器を購入して防衛するのか・・・・。
大きな疑問点!

音楽とかアートなんかは、大きな企業のバックアップがあれば別ですが、
たいがいは個人でフリーに活動しているから、超弱体ですよ!」


<ミイ> 「それから、教育の問題として、
おとうさんやおかあさんは音楽大学のありかたも疑問点だと言ってますよね。」


<ケン> 「う〜ん、そう。
音楽大学に職業訓練的な部分を入れないと、
卒業しても役に立たないって話ですよね。」


<ミイ> 「楽譜を正確に弾くことはできても、応用が利かないから、極端な例だと、
楽譜なしでは誕生会にハッピー・バースデーも弾けない訳ですよねえ。」


<ケン> 「音楽の世界も二極化してきているって。
これからの若い人達が立派な音楽家に育つためには疑問点が多いですね。」


<ミイ> 「すこし前まで、やたらとコンサート・ホール作っていましたよね。
ハコだけ作って中身が無いから大変なことになってるんですって。」

<ケン> 「今は美術館になっているみたい!順番を考えてから作ればいいのにね!
建築王国だから仕方ないのかなあ。」


<ミイ> 「もう数え上げたらキリがないですね。でも、何とかしなくちゃ!!!









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