感動音楽 |
感動する音楽 |
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| <ミイ> | 「我が家のピアノを調律してくれている調律師さんがとてもよいレポートを書いたんだって。」 |
| <ケン> | 「そうなの。どんな?」 |
| <ミイ> |
「それには少し過激だけどとても大切なことが書いてあるっておかあさんは感心していた わよ。簡単にかいつまんで説明するとね、 子供がピアノを習うということを、今の若いおかあさん達は”楽譜の通りに指を動かせる こと”と思っている人が多い。確かに毎日コツコツと練習をして、 一つの曲をミスの無いように基礎を積むことは大切なこと。 でもピアノの先生が本当に教えたいのは、その上にある「感動」。 良い音のピアノ、弾き心地の良いピアノは、子供がピアノを弾くことを好きにさせて練習の 励みになり、又、感動の手助けになります。 どうせ子供だし、鍵盤であればとりあえず練習になるからと、 電子ピアノなどを買い与えます。 しかしそこには心地良さは存在しないのです。カタログには「本当のピアノのタッチを 限りなく再現しました。」と書いてあっても、 「本格派!」と書いてあってもカップメンはカップメンで、 自分の子に「カップメンをラーメン」と勘違いしたまま育ってほしくはないはずです。 本来ピアノは耳だけで聴くのではなく、指や体でも聴くものなのです。 そして子供さんがヘッドホーンで練習をすることは、 耳も痛めるし、第一に聴く人がいるから練習に身が入るのです。 もし子供さんがヘッドホーンで練習している間テレビが見れるとかでは、 それは親のエゴです。 こんな感じだったと思うわよ。」 |
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<ケン> |
「なるほどね。確かに親のご都合主義になってしまうと子供は可哀想だよね。 でもマンションとかの住宅事情とか、 いつまで子供がピアノに興味を持って いてくれるか判らない時点で高いピアノを 買うって経済的にも大変かもしれない。 おかあさんは <昔はピアノがあるから 子供に習わせよう>って発想が 多かったし、 それじゃなくても<若い夫婦の親が 孫にプレゼントしたり>で優雅だった のに!って言ってましたよ。」 |
| <ミイ> |
「ところでさ、アタシ達猫だって感動しちゃうことって時々あるのよネ。おいし〜いお刺身をお相伴にあずかったりしちゃうと!」 |
| <ケン> | 「なんだよ!ミイちゃんの感動は味覚にしかないんだネ!」 |
| <ミイ> |
「人間ってすごいと思うわよ。だっていろんなことに感動できるんですものね。」 |
| <ケン> |
「ここの家族は皆生まれてから音楽に接する機会が多かったから、それぞれがどこかの節目で何かの音楽に感動して、音楽の道を選んできたんだよね。 人生を決定するほどの感動を受けてしまう訳だから、その力ってすごいよね。」 |
| <ミイ> |
「そうね。そういう大きな力を持つ感動もあるけど、日常的な楽しい感動っていうのも あるでしょ。 楽しみは多い方が人生、イイエ、猫生、ビョウセイっていうのかしら・・・、 楽しいかもですね。アタシだってこう見えても、結構音楽にはウルサイのよ!」 |

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