音楽は何?


音楽と猫のいる部屋
                                                  音楽って何みたい?






音楽って何みたい?

<ミイ> 「おかあさんが言ってたよ。ジャズって何かお料理みたいって。

レシピがあって、最初はそのまま作るけど、何度も作るうちに、
そのままよりいろんなアイデイアを盛り込んだりして、
自分流にした方が面白いし、思いがけないおいしい物ができるって。」



<ケン> 音楽をやる人達は、とにかくある意味で、何事にも研究熱心なんですよね。」
音楽ってみたいなんだろうか?


<ミイ> 「そうそう、いろいろな事と共通するらしいけど、
基礎を踏まえた上での自分流みたいなのが
好きだし、そうしないと満足しない?」



<ケン> 「音楽がお料理の他に何かに似てるとすれば・・・、
ヒロ兄ちゃんとかタケ兄ちゃんは、
何かスポーツみたいって言ってましたよ。

タケ兄ちゃんはサックス吹きだから、
息を使って、体を使うし・・・・。

でもそれを言ったら全部そうかもですよね。
歌を歌うってことも呼吸法があるし、
ピアノもギターも体をとても使って弾いている。」



<ミイ> 「音楽のリズムは心臓の鼓動とか脈、それと歩くことと連動しているんだって。
キャット・ウオークもそうよ!」


<ケン> 「”スイングしなけりゃ意味がない”って有名な曲があるけど、
そういった生き物の大元に根ざして演奏するから、心地良いんだろうね。」



<ミイ> 「それとね、この前ジャズピアノを習いに来ていた生徒さんが、
”先生、このコードとかスケールの話って数学っぽいですよねえ”って言ってたの。」



<ケン> 「でも昨日来ていた生徒さんには
”もっとお話のように、ストーリーを作るように弾いて!”

って言ってたし、そうかと思うと
”あのねえ、何かさあ、絵なのよ!” とかも言ってるよ。」



<ミイ> 「あ〜、知ってる、知ってる。
”全体の輪郭をまず描いて、それから中の詳しい絵を描くのよ。
コードは絵の具。

楽しいときは楽しいように、悲しいときは悲しいように。
自然に美しいと思う音を出しなさい。”とかって。」



<ケン> 「おとうさんはね、オペラみたいな大曲もたまにやるでしょ。
まるで長距離ドライブみたいだよって言ってますよ。」


<ミイ> 「そうよね。何回も同じような道を走って、分岐点を間違えると大変なことになるし、
目印はドコって気にしながら、でも事故を起こす訳にはいかないし。」

<ケン> 「そうだね、スピード感も、その場所によって
速く通過する所もあれば、
ゆっくり丁寧に走らなくちゃいけない場所も
ある。」


<ミイ> 「すご〜く きれいな美しいところもあれば、
真っ暗な寂しい場所もあるしね。」



<ケン> 「おかあさんも音楽は”小宇宙”とか”
凝縮された人間社会の断面”とか言ってるし、

挙句の果てには”一種の宗教=音楽教、お祈り
かもね”とかとも言ってます。」



<ミイ> 「空想することとか自由な想像って楽しい!
好きな音楽を聴いていると
”空飛ぶ猫”になってる感じ!」



<ケン> 「オリンピックとかのスポーツで、よく神様がいるって言うでしょ。

音楽にも神様がいるって。
そういう無心というか、崇高な気持ちがないと、楽しくないらしいよ。

現実から飛び出すことが出来ちゃうのも、音楽の楽しみのひとつだよね。」

<ミイ> 「ねえ、ケンにいちゃん、アタシ達にとって音楽は何みたい?」
<ケン> 「そうですねえ、空気とか家族みたい。
だって無いとスッゴク困るもん!」





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