演奏家の持つパワー |
演奏家のパワー |
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<ケン> |
「おかあさんが嘆いていたよ。冷蔵庫を一杯にして おいてもすぐカラッポになるし、おとうさんが大食漢 でいくらたくさん作ってもペロって食べちゃうって。」 |
| <ミイ> | 「音楽の演奏家とか、歌手はすごくパワーを使うん だって。だからオナカ減るのよ、きっと。 だっておとうさんは体が楽器なんだしネ。」 |
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| <ケン> | 「お仕事の無い日で家に居るときも、結構長い時間 練習しているでしょ。お仕事で歌ったり、 弾いたりするときに備えて、その何倍も練習して おかないと、いざお仕事のときできないしね。」 |
| <ミイ> |
「おとうさんの練習は発声練習とその時々の練習で、そんなには長くやらないわよね。 歌はあんまり練習し過ぎてもいけないそうよ。小さい声では始終歌っているけどね。 それよりおかあさんのジャズピアノのあのヒツコイ練習はどうよ! 同じフレーズが半音づつ上がっていくんだから! 聞かされているアタシ達の身にもなって欲しいわね! いくら防音室だからってさあ〜! とは言うものの、誰の練習でも聞いてると楽しいわよ。 だんだん上手くなっていくのが分るし、な〜るほど、 こういう風に弾けるようになるために、部分練習してたのね・・・・とかサ。 アタシは聴いてるのスキ!面白いもの。」 |
| <ケン> |
「ヒロ兄ちゃんが曲を作っているらしいときも変だよねえ。ギター弾いてるかと思うとウロウロ歩き回るしさ。」 |
| <ミイ> |
「歩きながらイメージを集中してパワーアップしているのよ。きっと!」 |
| <ケン> |
「音楽をやる人はみんなきっとすご〜くヒツコイ性格なんだね。ボクたち猫はダメだね。 とてもついていかれないよ!」 |
| <ミイ> |
「そうじゃなくて、それはケン兄ちゃんだけがついていかれないのよ! アタシが雀をみつけたら、ゼッタイ 捕まえるからね!同じよ!!!」 |
| <ケン> |
「そっか!ミイもひつこいからな。でも人間共はさ、CDだってそうじゃんか! 気になったら何十回だって 同じCD聞いてるよ。よ〜く飽きないよねえ。 あれだって結構パワー要るかもだよ。」 |
| <ミイ> |
「演奏会とか、スペシャルライブなんかだと、さらにパワーが要るんだって。 そりゃそうよね。お客様は高いお金を払って音楽を聴きに来るんですもの。」 |
| <ケン> | 「集中力を高めて、リラックスしながらもパワーを全開にして演奏するんだって。」 |
| <ミイ> |
「そ〜よ!猫にはとてもできない芸当よね! 集中力を高めてリラックスして、飛んでる蝶々を捕るのは得意だけど・・・・。」 |
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| <ケン> |
「おとうさんとヒロ兄ちゃんはマラソンとか腹筋して体力作りしているし、 おかあさんもストレッチとか腹筋しているのは、パワーをつけるためなんだね。」 |
| <ミイ> |
「アタシも腹筋鍛えた方が、もっといい声でニャーってなれるかしら・・・。 でも猫には腹筋ってムズカシイ・・・・。」 |
| <ケン> |
「クラシックの声楽の人たちの声ってすご〜いよね。まさに楽器。 この前おとうさんのお友達のソプラノの人が来て、本気で歌ったときは ホントにボクは腰が抜けたと思いましたよ! 男の人の声は床とは壁がブルブルするけど、あの女の人の声は窓ガラスが ビリビリしちゃって割れちゃうんじゃないかと・・・・。 でも美しかった、ホントに!!!」 |
| <ミイ> |
「アタシだってこの辺の猫仲間じゃ美声で有名なのよね! 相当デッカイ声でニャ〜って鳴ける自信はあるけどサ。人間って大変だねえ。 ケンにいちゃん、アタシ達猫で良かったネ!」 |

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